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日本初のカジノはどこにできる!?
更新日: 2020-08-08 18:00:58
結果的にカジノ法案は可決され、そこから4年の年月が経過している現在、ただでさえ日本初のカジノ開業までには様々な手順を踏む必要がある中、ここへ来て新型コロナウイルスの影響があり、当初早くても2025年頃にオープンするのではと見られていたところ、2025年以降となる可能性も高くなってきた。
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日本初のカジノはどこにできる!?
カジノ法案の具体的な基本方針が策定された後、カジノの候補地が正式に決定することになっており、現在大阪、東京、横浜、長崎などでがカジノの候補地となっている。候補地の自治体と事業者たちが PR 活動を熱心に行い、その中から選定される。
 
事業者と自治体が決定すると、プラント構想などをすり合わせ、開発、そしてオープンとなる。
ラスベガスのカジノ企業が次々に日本のカジノ事業からの撤退・延期を発表
Wynn Resort 社 が運営するラグジュアリーリゾート Wynn Las vegas(ウィン・ラスベガス)は、Wynn Las vegas の他にも Encore Las Vegas(アンコール・ラスベガス)を有し、マサチューセッツ州に1店舗、中国・マカオに3店舗を所有、数あるラスベガスのホテル・カジノの中でもひときわの規模を誇る大企業だ。
 
Wynn Resort 社は、価競買人の1社となっており昨年12月に日本でのカジノ免許取得に向け「横浜」をターゲットに動き出していると報じられていた。

だが、先週日曜日、Wynn Resort 社は、免許取得のへのプロセスが現在遅れており、横浜に構えていた Wynn Resort 社 横浜事務所を閉鎖したと報告。一方で、引き続きプロジェクトには興味をしめしているとのことだ。
Wynn Resort 社では以下のように述べている。

このパンデミックは、総合リゾート開発にかつてないほどの悪影響を及ぼしており、我々のようななリゾート運営企業は、パンデミック後、事業をどのように進めていくかを検討している。長期的には日本の総合リゾート市場には多くの関心を寄せているが、状況を注視しながら進めたいと思っている。

Wynn Resort 社は、長年に渡り日本でのカジノのオープンについて興味を示しており、日本の人口と裕福さを考慮すれば、日本は最も大きな成功を収められる国だと考えているとのことだ。また日本の国会では、日本初となるラスベガススタイルのリゾートカジノ開発について承認されていたものの、まだ建設着手には至っていなかった。
 
約100億ドル(日本円約1兆1,000億円)の投資がこの事業に対して必要
ラスベガスの多数のカジノリゾートを所有する大企業「Caesars Entertainment Corp. (シーザーズ・エンターテインメント​)」社は昨年、そして「Las Vegas Sands Corp. ​​(ラスベガス・サンズ)」社は今年5月、既に日本でのカジノ事業を断念している。撤退の理由は、税率の高さ、不利な条件、建設費用などをが挙げられているとのことだ。多くの企業は約100億ドル(日本円約1兆1,000億円)の投資がこの事業に対して必要となる。
 
MGM Resorts(エムジーエムリゾーツ)社
大阪で唯一の価競買人となっている、ラスベガスの有名カジノリゾート、MGM Resorts(エムジーエムリゾーツ)社は、先週コメントを発表し、この事業はおそらく来年まで延期される可能性が非常に高いが、MGM Resorts はこのプロジェクトを続行すると述べた。
 
カジノ顧客等による義務違反は完全には無くなってはいないが、各IRオペレーターは感染拡大の防止策を講じている。具体策の1つとしては、各社テーブルゲームでの喫煙規制を強化した。ラスベガス・サンズは、マスクを外す行為を防ぐため、ヴェネチアンとパラッツォでテーブルゲームのプレーヤーと観客に、喫煙をしないように求める方針を更新した。また、ウィン・リゾーツは、ウィンとアンコールで、プレキシガラスがないテーブルゲームを禁煙エリアとして指定。シーザーズとMGMリゾートは喫煙を許可しているが、新しいガイドラインに基づく前提とする。 
 
キャッシュレス化の動きも加速し、コナミ・ゲーミングは、ネバダ州でゲーミング業界初のキャッシュレススロットのトライアルを実施した。この導入によりカジノ運営はキャッシュレスクレジットの発行、記録、管理、追跡をシームレスに行い、最適な賭け金回収とアンチマネーロンダリングのコンプライアンスを実現できるようになる。
 
コロナ禍にも関わらず、新たな施設誕生の動きもある。ラスベガスのダウンタウン地区に新たにオープンするサーカ・リゾート&カジノ「プール・アンフィシアター」が、10月末のオープンに先立ち、7月10日に公開された。同施設は、ラスベガスのダウンタウン地区、ストリップ地区の両方を見渡せるプール円形劇場「スタジアム・スイム」を売りにしている。プールに巨大なスクリーンが設置され、スポーツファンや日光浴客が、ゲームやあらゆる種類のエンターテイメントを観戦できるようになる予定である。
 
モヒガン・ゲーミングは7月24日に新しい経営陣を発表。モヒガン・サン・コネチカットの社長兼ゼネラルマネージャーとして20年近くモヒガン族に貢献したレイ・ピノー氏が最高執行責任者(COO)に任命された。ピノー氏はモヒガン・ゲーミング・エンターテイメントの地域社長を監督し、アメリカ、カナダ、韓国にある9不動産の運営を成功させることを目指す。また、モヒガン・サン社は、ラスベガスのヴァージンホテルラスベガスにあるモヒガンサン・カジノ内でのスポーツブック運営に、ベットフレッドUSAを指名した。同カジノは今秋オープン予定である。
 

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