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東はペヤング、西はU.F.O.。一平ちゃんも捨てがたい
更新日: 2020-08-29 14:56:21
カップ焼きそば徹底比較!ペヤングとU.F.O.は好みの問題?
もくもく
ペヤング U.F.O. +
「ペヤング ソースやきそば」(まるか食品)
「1975年に発売された、カップ焼きそば界の金字塔。パッケージに『Big!』と書いてあることに違和感を持つ方もいるかもしれませんが、これは発売当初を思い返すと納得がいきます。当時のカップ焼きそばの麺は60g程度が一般的で、90gのペヤングは約1.5倍でした。今でこそ90gは普通ですが、つまり麺量の常識をもペヤングが変えてしまったのです」
出典:https://kakakumag.com/food/?id=12483
 
カップ焼きそばの東西(ペヤングとU.F.O.)の境界線は、静岡と愛知の県境
子供の頃から親しんできた、懐かしい味ですね。こうやって食べてみると、あっさり、さっぱりとした味がペヤングの特徴。
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ペヤングは関東全域の味を表現したようなさっぱりテイストですね。これは、もともと焼きそばは浅草が発祥の食べ物で、ウスターソースのサラっとした味
甘くはなく、かといってソース自体は辛すぎもしない。ただ酸味が利いているんですよ。あとはスパイスが絶妙なフレーバーを演出していますね。なので、ほかと比べるとスパイシー系の辛さが際立っているかもしれません
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関西は濃厚なソースを使った粉もの文化とのつながりがあるのでこってり系なのですが、それはU.F.O.を食べるとわかる
日清食品が誇る「日清焼そば U.F.O.」
関西のカップ焼きそばではU.F.O.が圧倒的なシェア
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発売されたのは、ペヤングに遅れること約1年の1976年。なお、カップ焼きそば自体の元祖は、今はなき恵比須産業の「エビスカップ焼そば」だといわれていて、発売は1974年。そして日清初のカップ焼きそばは、1975年に発売された「ジョイカップ101焼そば」だそうです。今も続いているブランドは少ないので、やはりペヤングとU.F.O.は名作
どろっとしたソース由来の関西らしい濃厚な味ですね。これは、濃厚ソースの先駆者であるオリバーソース社の『オリバーとんかつソース』の流れがあるからなんですよ。同社は神戸の企業で、そばめしに用いられる『どろソース』でも有名ですが、とんかつソースがお好み焼きなどの粉ものにも用いられていたことから、関西の焼きそばは関東より濃厚
 
おいしさの高みを目指して進化するU.F.O. 同じカップ焼きそばでも次元が違う食べ物
明星 一平ちゃん夜店の焼そば
正式名称は「明星 一平ちゃん夜店の焼そば」。ソースが麺に練り込まれていることもポイントです
 
『一平ちゃん』シリーズの誕生は比較的新しく、1993年。実はカップラーメンが先で、焼きそばは1995年のデビューです。
味のベースは親会社である日清のU.F.O.に似た濃厚で甘めな方向性ですが、麺が乾麺的で縮れているのが大きな違い
出典:https://kakakumag.com/food/?id=12483
 
『夜店の焼そば』というだけあって、背徳感はありますが、夜に食べたくなる味ですね。お好み焼きにマヨネーズをトッピングした元祖は大阪の『ぼてぢゅう』だといわれていますが、焼きそばにマヨネーズという食べ方を広め、しかもからしマヨにした一平ちゃんの功績は甚大。焼きそば界全体にとっての飛躍だった

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