最近URLの末尾に「?fbclid=...」という部分がくっついているのを見かけることが増えています。この「fbclid」というURLパラメーターが付く原因や意味、および注意点や消す方法などについて紹介します。

URLをシェアしようとしたり、ブックマークしようとしたりしたときに、どういうわけか邪魔な「fbclid」というパラメータが付いていることがあります。

この「fbclid」は、他のよく使われるURLパラメータのパターンで考えると、おそらく「FaceBook CLick ID」の略であると思われます。

この「fbclid」パラメータは、クリックしたユーザーごとに別の値(ID）が割り当てられます。また、同じユーザーであっても、ページを読み込み直してからクリックすれば、また違うパラメータが割り当てられるため、Facebook側からすれば、どの投稿から開いたURLか、ということだけでなく、いつどのタイミングで開いたURLなのかということまでURLから追跡することができます。おそらくFacebook広告の埋め込まれたページを開いた際に付いているfbclidパラメータから、どのFacebook投稿からいつページを開いたときに、そのページの広告を踏んでくれたか、などの分析がやりやすいように、このようなURLパラメータの追加を行うようになったのだと思います。

またこのfbclidパラメータは、個人に紐付くパラメータ（別々の人に同じ値が発行されないパラメータ）

Googleアナリティクスには、「URLクエリパラメータを除外」という設定項目があります。この項目を設定することで、計測上不要なURLパラメータを除外できます。

複数のURLパラメータを指定する際は、半角カンマ「,」で区切ります

So if a link to your site is shared on Facebook now, and someone clicks on it to visit your site, Facebook is adding this parameter to the link. ‘FBCLID’ is a Facebook Click Identifier.

All you have to do is go to your View Settings, and under ‘Exclude URL Query Parameters’, add ‘fbclid’. If you already have some other parameters in there, keep them as they are and add this one – ensuring it’s a comma-separated list.

意外と重要！　Googleアナリティクス「除外するURLクエリパラメータ」の設定