Mノート



「@」にはどんな意味があるの?
更新日: 2021-02-13 09:50:21
「@」はメールアドレス以外でも見かけますが、どんな意味があるんですか?
もくもく
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アットマークとは?
現在の電子メールの形式は1971年に誕生しました。その際、メールアドレスのユーザー名とドメイン名を区切るため、人の名前に使われることがなく、場所と位置を表す記号として、英単語の「at」と同音の「@」を使用することに決めました。 日本では「@」を「アットマーク」と呼ぶことが多いのですが、日本語での正式名は「単価記号」なんですよ。
また、単価記号として「@」を利用するときは「りんご@150」というように表記し、「りんご1個150円」という意味になります。

他にもインターネット上での使い方として、「@(アット)」と「後(あと)」を同音とみなして、
「@3時間」と書いて「あと3時間」を表すこともあるんですよ。

なお、「@」の起源はギリシャの水量の単位からきているという説や、ラテン語の前置詞「ad」などから派生した言葉であるなどいろいろな説があります。何百年も前に実際に使われていた記録も残っているそうです。
興味がありましたら検索サイトで「アットマーク」と検索してみてくださいね。
出典:https://flets-w.com/user/point-otoku/knowledge/other/otherl22.html
 
メールアドレスのユーザー名(利用者を表す名前)とドメイン名(インターネット上の住所)を区切る他、単価を表すなどの意味があります
アットマークをつける場所・使い方|単価を示す際の@の付け方
「そもそもアットマークって、どうしてこんな形なの?」「身近なものだけど、どんな意味があるの?」と、気になったことはありませんか?読み方が「アットマーク」だから、当然英語の「at」から来ているのでは。と思われがちです。

意外と思われるかもしれませんが、実はアットマークの由来は「at」ではないのです。デザインは、ラテン語の「ad」を変形したもの(a を d で丸く囲ったもの)。意味は英語の「at」「for」「to」にあたるものになります。

起源は諸説ありますが、まだコピー機などがなかった時代に、書写をしていた中世の修道士が手を痛め、一筆で書けるようにと生み出されたものだと言われています。

パソコンの普及以降からの登場かと思いきや、実は500年ほど前には既に存在していたというのは意外ですよね。前置詞は多々あるので、この一文字に集約できるのは書く際の手間を大分省けたと思います。便利なものが無かったからこそ、生まれた記号だったんですね。
出典:https://mayonez.jp/topic/4955
 
アットマークの正式名称
アットマークの正式名称は、『単価記号』になります。すこし意外な気がしますよね。これは、1536年フィレンツェの商人 Francesco Lapi氏が文書をしたためた際に使われたことが起源とされています。

文書で日付の前に付けたり、器一つに入る液体の単価を表すという使い方もされていた文書が残っているそうです。
出典:https://mayonez.jp/topic/4955
 
他の国でのアットマークの俗称は?
日本では、@=「アットマーク」の言い方で通じますが、それは国内だけ。

●英語圏では、「commercial at」(コマーシャルアット)=@(アットマーク)は「at sign」、「at symbol」で通じます。(文章内では「at」と読みます。)

●他言語では、アットマークの形の捉え方や言い方、その意味もさまざまです。

●スペイン語/ポルトガル語・・・「arroba」 意味は「アローバ」

●イタリア語・・・「chiocciola, chiocciolina」 意味は「カタツムリ」

●ウクライナ語・・・「равлик」 意味は「カタツムリ」

●エスペラント語・・・「heliko」 意味は「カタツムリ」

●オランダ語・・・「apenstaartje」 意味は「猿の尾」「揺れる猿」

●ギリシャ語・・・「παπάκι」 意味は「小さなアヒル」

●スウェーデン語・・・「kanelbulle」 意味は「シナモンロール」
 
●スロヴェニア語・・・「afna」 意味は「猿」

●スロヴァキア語/チェコ語・・・「zavináč」 意味は「ロールモップ(巻きニシン)」

●中国語・・・「艾特(アイ・テ)」「圈a」「花a」 意味は「at」の音声転写

●中国語(台湾)・・・「小老鼠」 意味は「小さな鼠」

●韓国語・・・「골뱅이」 意味は巻貝

●デンマーク語・・・「snabel-a」 意味は「象の鼻のa」

●ドイツ語・・・「Klammeraffe」 意味は「クモザル」

●日本語・・・なると

●ノルウェー語・・・「krøllalfa」 意味は「カールしたアルファ(α)」

●ハンガリー語・・・「kukac」 意味は「蠕虫」

●フィンランド語・・・「miukumauku」 意味は「猫の鳴き声」

●ブルガリア語・・・「маймунка」 意味は「小さな猿」

●ヘブライ語・・・「שטרודל」 意味は「シュトゥルーデル」

●ポーランド語・・・「małpa」 意味は「猿」

●ロシア語・・・「собака, собачка」 意味は「犬」

●ベトナム語・・・「a còng」「a móc」 意味は「湾曲したa」「鈎付きのa」

こうしてみると、国によってアットマークのグルグルしたところを「猿の顔面」や「貝殻」と捉えているものが多いですね。日本の「なると」には納得がいきますが、「蠕虫」には驚きました(笑)。

「アットマーク」では、海外では通じないので、豆知識として覚えておくのもよいかもしれません。
出典:https://mayonez.jp/topic/4955
 
アットマークの付け方・使い方
アットマークは、メールアドレスからSNSなど、幅広い場面で目にするようになりましたよね。
例えば以下のような使い方があります。

・ユーザー名とドメイン名を区切るとき
ex:sample@〇〇〇.ne.jp 

・場所を表すとき
ex:@六本木 英語でいうatと同じ意味で用いる。

・期限や期日
ex:@15分 “あと”15分という意味。(ニコニコ動画やSNSなどで見られます)

・アカウント名として
ex:@山田花子(ニコニコ動画やSNSなどで見られます)

・会社や財団などの所属団体の表記
ex:山田花子@株式会社〇〇/山田太郎@■■高等学校

SNSなどでも頻繁にみられるようになってきたので、居場所を表す際の使い方はメジャーですが、
「あと〇〇分」といった、「あと」といった同音にあてるアットマークの使い方があったとは驚きですね。
出典:https://mayonez.jp/topic/4955
 

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