――自分は、社会不適合者だと思う
――職場には、人間関係に悩みに行っている
――なぜ自分だけ、職場に恵まれないのか
――自分は周囲のお荷物だ

こんな風に感じたことはありませんか。
もしひとつでも思い当たることがあるなら、この本を開いてみてください。逆に、あなたがすでに理想の環境で心おだやかにお仕事できているなら、この本は必要のないものでしょう。

「会社をクビになるプロ」として長年働き方に悩み続けた著者。これは、会社勤めが殺人的に向いていない著者が、働きやすい環境を求めて右往左往した結果、働きやすい職場と、未経験からフリーライターとして毎月一定の収入を得るまでのおはなしです。

本書では、そんな私が働く中で体験し、得た「学び」を分かりやすくお伝えします。
どれも「あの時、このことに気づいていれば！」と思うことばかり。 この中のいくつかが、働き方に迷うあなたのヒントとなりますように。

目次

第1章　私は社会不適合者

長い長い、迷走のはじまり
「社長のパンツ片づけといて」事件
こんな近所でも受からないなんて、私やばい
突然、フリーランスになった理由
学生時代より安い弁当屋バイト
お金ほしさに血迷って、全く畑違いの学校へ
イベント出展に全力を注ぎすぎた、イラスト時代
くせのある店長と2人勤務の写真屋
バイトがんばりすぎて、交通事故
学び1「宇宙に怒られる」の法則
がんばりすぎていたバイトを続々と退職
これ、やりたいことじゃなかった……
学び2「お金は目隠し」の法則
私、紙媒体向いてない……
「親のお荷物」から「会社のお荷物」へ
Webという、新しいフィールド
ただただ、苦手意識しかなかった
学び3「我慢すれば、共倒れ」の法則

第2章　苦手だと思っていたことを、本気でやってみたら面白かった

知らなかった、こんなにWebが楽しいなんて
コードから、マイナスイオンが出ている
学び4「地獄に見えて、行ってみたら天国だったりして！」の法則
合わないと分かっても、まだお金のために紙媒体
びっくりデザインと会社の不正疑惑
お金のために苦手な仕事をする日々
宗教がかったネットワークビジネスの会社
いよいよ、新しいフィールドへ
学び5「宇宙に応援される」の法則
呼吸するようにコードが書ける私
学び6「向いていると、速い」の法則
苦痛だった全てのことが、サラッと楽しくなっていったのはなぜか
学び7「向いていると、気持ちいい」の法則

第3章　社内でも、あえて空気を読まないようにしてみた結果

自由に働くための、デザイナー生命をかけた実験
言えば言うほど、働きやすくなった
学び8「ズバズバ言えば言うほど、働きやすくなる」の法則
早く言えばよかった……！のオンパレード
学び9「1歩先は、別世界」の法則
愛猫の死が、私の仕事観を変えた
「上司」と書いて「おんじん」と読む
初めて職場が「救い」となった
「あっ人生が変わる」大荷物家から小荷物家に転身！
お金がないのに、お金を使うことがやめられなかった
学び10「転機と手放しは1セット」の法則

第4章　大病、そしてふたたびの挫折で学んだこと

37歳、初めての異業種・異職種転職
退職1か月前、大きな病気が発覚
病気は身体からのメッセージ？
もう2度と「みなし残業代」では働かない
学び11「大きなひずみは、小さなずれから始まる」の法則
真夏の太陽に灼きつくされた、私の身体とやる気
ヘタレだと思われてもいいです、休ませてください
物理的環境だけは最高の、医療機器メーカー
女神の顔をした、モンスター上司
学び12「闇は、光のふりをして現れる」の法則
物質面だけを見て「この会社はホワイトだ」と思い込んでいた
初めて仕事で「悪者」にされる
上司の「人を役立たずにさせる」スキル
身体が悲鳴を上げ始めた
学び13「メリット・デメリット相殺」の法則
リモートワークで、泣きながら仕事をやり遂げた
その会社、環境はホワイトだけど、人間がブラックなんだね
学び14「ブラック企業・オセロ」の法則
この転職、何が間違っていたのか

第5章　リモートで働くことを諦めなかったら、本当にフルリモートになった
前代未聞の就職難
文章を書くことが、好きだ
学び15「天職とは一心同体」の法則
動き出したら早い
未経験で、シナリオライターの世界へ
明らかに「応援されている」流れ
「どん底」がくれたチャンス、そして仲間
学び16「越えられる壁しか、存在しない」の法則
正直、会社勤めしたくない
公的な支援金に救われる
「働きやすい職場」の条件とは
できるなら、仕事をコントロールしたい
リモートワークに対する考え方に、企業の本質が現れる
とどまることを知らない、新しい流れ
才能とは縁が切れない
そして、副業は本業を超える
学び17「決めれば、現実は後からついてくる」の法則